女性は年齢を重ねることで、身体に色々な変化や不調が現れることがあります。
ぞくに言う、更年期障害。
閉経前後に現れる症状で、ほてり、不正出血、食欲不振、動悸、精神の不安定、多汗症などがありますが、これらの症状と並んでワキガの悪化を自覚する人もいらっしゃいます。
また、ワキガは思春期頃の発症が多いのですが、まれに更年期にワキガを発症する方もいらっしゃいます。
今回は、更年期とワキガの関係についてお話したいと思います。
更年期でワキガが悪化する原因
原因① ホルモンバランスの乱れ
女性ホルモンの1つである「エストロゲン」の分泌量は加齢に伴い減少していきます。およそ30代後半から40代になるとその減少量は顕著になり、「ホルモンバランスの乱れ」なる症状が現れ始めます。
「ホルモンバランスの乱れ」というのは、エストロゲンが減少しているにもかかわらず、エストロゲンを分泌しようとしてしまう(ホルモンの分泌異常)ことで起きる症状です。
この「ホルモンバランスの乱れ」は汗腺に直接的に影響を及ぼします。
これが更年期障害の症状として広く知られている「多汗症」の原因です。
「多汗症」は更年期障害で現れやすい発汗異常です。「多汗症」とまではいかないまでも、更年期になると身体にほてりやのぼせを感じやすく(ホットフラッシュ)、汗が増えることが多くなります。この発汗によってワキガの汗腺、アポクリン汗腺も刺激され、ワキガ臭が強くなる傾向にあるのです。
また「多汗症」の症状がなくても、ホルモンの分泌異常の影響でアポクリン汗腺の働きが活発になり、臭いの原因となる汗が出る事があります。
「私はそんなに汗はかかないわ」という方も更年期を迎えたら、汗の臭いには注意したほうがよいでしょう。
原因② 加齢臭
加齢臭といえば、男性=オヤジのイメージが強いのですが、女性からも加齢臭は出ています。
臭いの原因物質はノネナールという成分。このノネナールが30代後半から急激に発生するようになることから「加齢に伴う臭い=加齢臭」と名付けられました。
女性よりも男性の方が皮脂の分泌量が多くノネナールが発生しやすいため、とりわけ「オヤジ臭」として注目されているわけですが、 女性も加齢によるホルモンの分泌量の低下と、抗酸化の働きの低下によって加齢臭は発生しやすい状態にあります。
この加齢臭が元々あったワキガ臭と混ざり合うことで、「ワキガが悪化した」と感じてしまうことがあるのです。
その場合、加齢臭対策とワキガ対策の両方を行う必要があります。
<加齢臭が発生しやすい場所> 脇、デリケートゾーン、耳の後ろ、頭皮、背中、胸元
更年期のワキガ、臭い対策
女性は年齢を重ねることで、身体に色々な変化や不調が現れることがあります。
更年期のワキガであっても、対策は特に変わりません。加齢臭対策に関してもできることは同じで、臭いの対策は
① 外側から行うケア
清潔に保つこと、
汗をこまめに拭き取ること、
殺菌デオドラント効果の高い石鹸を使うこと・・・など
② 内側から行うケア
食事の内容を改善すること、
お酒を控えること、
水分補給をすること・・・など
この2点につきます。
ご自分ではなかなか気付きにくいのが臭いの悩みです。
歳を重ねるにつれ、少しでも不安がある方は、改善のための努力をされてみてはいかがでしょうか。
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