二日酔いの人と接した時、「お酒臭さ」を感じますよね。
あれは、口に残っているお酒の臭いだけではないって知っていましたか?
飲酒によって作り出された臭い物質が、皮膚を通して体外に放出されているから臭うのです!
飲酒は「ワキガ臭」に限らず、体臭を強くすると言われています。
そして、タバコも同じく、体臭に影響を及ぼす原因の一つです。
今回は「飲酒&タバコ」とワキガの関係について解説します。
アルコールは「臭い成分」の塊!
まず知って頂きたいのは、アルコールは臭い成分の塊であるということ!
少量ならまだしも、大量に摂取すれば体内で消化しきれなかったアルコールが汗として分泌されるので、体臭は著しく強くなります。
また、困ったことにアルコールは汗腺を刺激する働きがあります。アルコールはエクリン腺だけでなくアポクリン腺も容赦なく刺激するので、ワキガの人が飲酒すると、急激にワキガ臭を強めてしまう可能性が極めて高いのです。
ですから、ワキガの方が飲酒をする予定がある時は、
・事前にデオドラントを塗っておく
・飲み会の途中でも、しっかり汗を拭き取る
・飲み過ぎないようアルコール量を調整する
などの対策をとりながら出席することをおすすめします!
ニコチンは中枢神経を刺激します!!!
タバコもまた、臭い成分の塊です。
喫煙するとタバコの臭い成分が血液中に溶けて、汗となって放出されます。タバコをすう人がタバコ臭いのは、衣類に付着した煙の臭いだけではなく、身体から臭いを発していることが原因なのです。
生まれた時からアポクリン腺の数や大きさは決まっているので、どんなにストレスを溜めこんだとしても、ワキガ体質を受け継いでいなければ、ワキガになることはないのです。
そして、タバコに含まれるニコチンは人体の中枢神経を刺激し、その結果、体温調節機能が低下し、不要な汗がでるようになってしまいます。
ニコチンによって分泌される汗は、暑くないのにかいてしまう不要な汗です。そのため体温は低くなり、代謝が悪くなります。
代謝が悪くなると汗の質が悪くなり、皮脂や不純物を多く含んだドロドロの汗へと変化します。
この質の悪いドロドロの汗には臭いの元となる物質が沢山含まれているので、当然ワキガ臭も悪化してしまうことになるのです。
タバコは「百害あって一利なし」と言われています。
ワキガや体臭の問題だけでなく、健康面から考えても、一日でも早くやめた方がよさそうですね。
「札幌中央クリニックのワキガ治療」で悩み根本を改善!
札幌中央クリニックでは、これまでのワキガ&多汗症治療のデメリットをなくした効果の高い「ウルセラドライ」「ペアドライ」「ビューホット」という患者様の症状に合わせた3つの切らない治療法を行っております。
手術に抵抗を持っている方、ぜひ一度ご相談ください。
当院は臭いや汗を専門の測定器で計測し、患者様お一人お一人の症状に適した治療法をご提案します!
↓↓↓当院の「わきが治療」はこちら↓↓↓↓