夏場はシャワーで済ませていた入浴も、涼しくなり「湯船につかりたい」と思うような季節になりました。
ワキガの方にとって、お風呂タイムはとても重要です!
もちろん、キレイに身体を洗い、汗や臭いの元を落とすという意味で欠かせない時間ですが・・・
もっとお風呂タイムを有意義に活用することで、ワキガの臭いを和らげることができることを知って頂きたい!
今回はワキガ臭いを軽減する入浴方法についてお話します。
半身浴で汗の質を変える
シャワーだけで入浴を済ませる人は、体内の老廃物を排出することはできません。体内に老廃物がたまると、臭いのキツイ汗をかくことになります。
特に、秋から冬にかけては、極端に水分摂取量が減るため、より老廃物は濃縮されます。さらに汗をかく回数も減るので、体内に留まった汗はドロドロの濃い汗へと変化してしまうのです。
アポクリン汗腺から分泌される汗も同じく濃縮され、また、含まれる栄養も濃縮されるため、より多くの菌が繁殖し「ワキガ臭」もより強烈なものへと変化します。
そうならないためには、じっくりと湯船に浸かって汗をかき、体内の老廃物を外に出して、汗の質を変える必要があります。毎日の半身浴でドロドロの汗がサラサラの汗に変わるはずです。良い汗を沢山かくことが臭いを抑えることに繋がることを覚えておいてください。
《汗を沢山かく入浴方法》熱すぎない温度(38度〜40度)で30分位の半身浴が一番効果があります。
お風呂にひと工夫プラス
湯船の中に、身近なものをプラスするだけで、臭いを軽減してくれる効果があるので、ぜひ実践してみてください。
●ミョウバン風呂
ミョウバンは体臭の予防として昔から広く使われてきました。
ミョウバンには次のような効果があります。
・毛穴を引き締め、余分な汗を抑制する。
・アポクリン汗腺のタンパク質を凝固し、分泌を抑制する。
・汗の臭いに対して消臭効果をもたらす。
《方法》風呂約100リットルに対し、ミョウバンを1〜2g加える。
●重曹風呂
天然温泉でも重曹風呂は美肌効果の高いお風呂として人気があります。
重曹には次のような効果が期待できます。
・古い角質を溶かし、肌を滑らかにする。
・ワキガの原因となるタンパク質や脂質を取り除く。
《方法》お風呂約100リトッルに対し、重曹を大さじ3杯程度入れる。
●お酢風呂
お酢は古くから、殺菌効果があるものとして重宝されてきました。
お酢には次のような効果が期待できます。
・お酢に含まれるクエン酸が体臭を抑える。
・皮膚表面を弱酸性に保ち、雑菌の繁殖を防ぐ。
《方法》お風呂約100リトッルに対し、お酢を100㎖程度入れる。
いかがでしたか?お風呂の入り方を少し変えるだけで、臭いの悩みを軽減できるなら、試してみる価値はありそうですよね。
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