出された洗濯物を持ち上げた瞬間
「もしやワキガの臭い?」
そんなふとしたきっかけでお子様のワキガに気がつく親御様は少なくないのではないでしょうか。
だからといって、思春期のお子様にストレートに配慮無く「臭い」について指摘するのはNG行為です。
「あなたワキガかもよ!」「臭いよ!」こういった言葉はお子様の心に一生の傷を作ってしまう可能性があります。
もしかしたら、すでにお子様は自分の臭いのことで悩んでいるかもしれません・・・
もしかしたら、周囲の友達からも臭いのことでいじめられているかもしれません・・・
ワキガはとてもとてもデリケートな悩みです。
まずは一番の理解者である親御様が心に寄り添ってあげることが大切です。
思春期にワキガになる理由
「小さな頃はなんでもなかったのに・・・なぜ?」
突然のことに困惑する親御様もいらっしゃると思います。
しかし、理解していただきたいのは、思春期には著しい身体の変化があるということ。ニキビが急に増えるように、思春期になるとアポクリン腺(ワキガの原因)も活発に活動し始めるため、今まで無縁だった「臭いの悩み」が表面化します。ですから、けっして「不潔にしているからじゃない?」なんて思わないであげてください。
ワキガはもともと生まれ持った体質です!
そこをしっかり理解してあげてください。
「うちの子、ワキガ?」と思っても早とちりの場合があります。 まずは簡単な診断をしてみてください。
・両親、または片親、親戚にワキガ体質の人がいる
・耳垢が湿っていてベタベタしている
・洋服の汗ジミが黄ばんでいる
など、該当項目が一つでもあればワキガの可能性があります。
お子様のワキガ、どのように伝えるべきか
実はワキガの臭いは自分では気付きにくいものです。
ワキガを自覚している人のほとんどが友達や両親の指摘で気付いたという経験を持っています。
友達に「ワキガ」「臭い」というワードを言われることほど大きな精神的ダメージはありません。
一刻も早く、親御様から上手に伝えてあげる必要があります。
① あなたやパートナーがワキガの場合
「実はお母さん(お父さん)ワキガで悩んでいた時期があったのよ。ワキガは遺伝するみたいだけど、○○は悩んでない?大丈夫?もし悩んでいたら、お母さんが良い対策を知っているから言ってね!」 このような形で、悩みを共有していることを示せば、お子様の心に寄り添った伝え方ができると思います。
② 両親が共にワキガでない場合
例え、あなたがワキガでなくても「学生時代はよく汗の臭いを気にしていたけど、○○は大丈夫?」「この時期は誰もが体臭で悩む事があるけど、○○は大丈夫?」というような切り出し方で話題をふってあげましょう。さらに「ワキガ」という体質があること、そして、それは対策や治療で軽減することができることをしっかり伝えてあげましょう。「体臭で悩んでいるのは自分だけじゃない!解決の方法はある!」とお子様の気持ちを軽くしてあげることができます。
ワキガが原因のイジメで、登校拒否や引きこもりに発展してしまうケースも少なくありません。大切なことは、親御様がお子様のワキガに気づき、しっかり理解し、対処法を一緒に考え、実践してあげることです。
お子様のための「切らないワキガ治療」
暗い思春期を過ごさないために、早めにワキガ手術を!とお考えになる親御様もいらっしゃるかと思います。
しかし、若いうちだとアポクリン汗腺がまだ発達途上なので、術後に再発する可能性が高いと言われています。
また手術はメスを使うため、傷跡のリスクを考えると、10代での決断は早すぎるように感じます。
今は、臭いを抑える効果の高いデオドラントクリームも沢山あるようです。
また、食生活を見直せば、少しは臭いを改善することもできます。
そういった対処法で様子をみてはいかがでしょうか。
それでもワキガが改善されない場合は、医療機関での受診をおすすめします。
当院ではメスを使わない「ウルセラドライ」という切らないワキガ治療法を行っております。
これまでのワキガ治療のリスクをなくした効果の高い治療法です。
未成年の方でも、保護者様の同意(同伴もお願いしております)があれば受ける事ができます。
ぜひ、お気軽にご相談ください。
メスを使った手術による治療に抵抗を持っている方、ぜひ一度ご相談ください。
当院は臭いや汗を専門の測定器で計測し、患者様お一人お一人の症状に適した治療法をご提案します!
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