近年、ワキガは低年齢化しています。
食生活の欧米化による成長のスピードの変化、また、ゲームやインターネットの普及など生活習慣の変化によるホルモンバランスの乱れ、などが原因と考えられていますが、はっきりとしたことは解明されていません。
「子供のワキガ」の発症時期は小学校高学年〜中学生頃です。
これは、アポクリン汗腺の活動が身体の成長に伴い活発化したことによって、ワキガ体質が本格的に表面化する時期と一致します。
「子供のワキガ」は大人のワキガ以上にデリケートで深刻化しやすい問題です。
なぜなら、ワキガは「いじめ」の原因に直結することがあるからです。
「ワキガ」は日本ではマイノリティ
世界に視野を広げると、
黒人や白人はかなりの高い割合でワキガの人がいます。
「フェロモン」という臭いに対して肯定的な言葉があるように、特別な悩みとして捉えている人は少ないようです。
一方日本人のワキガは10〜15%ほどしかいません。
日本人がワキガを気にするのはワキガ体質がマイノリティ(少数派)であるからだと考えられます。
眼鏡である。背が低い。歯が出ている。ハーフである。
そういったマイノリティな特徴は他人への影響がないので、個性として受け入れられますが、「臭い」は同じ空間で日々をすごしている友達たちに影響を与えてしまいます。
そして、子供特有の遠慮のないストレートで残酷な言葉は、
ワキガのお子様の心に深い傷をつけます。
ワキガが体質であることを理解できない子供にとっては、ワキガ=不潔という印象
を持ってしまう事は仕方のないこと。
ワキガが原因のイジメで、登校拒否や引きこもりに発展してしまうケースも少なくありません。
大切なことは、親御様が子供のワキガに気づき、しっかり理解し、対処法を一緒に考え、実践してあげることです。
子供がワキガかどうか分からないという親御様はぜひこちらを参考になさってください。
切らないワキガ治療「ペアドライ」
暗い思春期を過ごさないために、早めにワキガ手術を!とお考えになる親御様もいらっしゃるかと思います。
しかし、若いうちだとアポクリン汗腺がまだ発達途上なので、術後に再発する可能性が高いと言われています。
また手術はメスを使うため、傷跡のリスクを考えると、10代での決断は早すぎるように感じます。
今は、臭いを抑える効果の高いデオドラントクリームも沢山あるようです。
食生活を見直せば、少しは臭いを改善することもできます。
そういった対処法で様子をみてはいかがでしょうか。
それでもワキガが改善されない場合は、医療機関での受診をおすすめします。
当院ではメスを使わない「ペアドライ・ウルセラドライ・ビューホット」というワキガ治療法を行っております。
これまでのワキガ治療のリスクをなくした効果の高い治療法です。
未成年の方でも、保護者様の同意(同伴もお願いしております)があれば受ける事ができます。
札幌中央クリニックでは、子ども保障制度を導入しています。
ぜひ、お気軽にご相談ください。
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