汗とニオイのコラム

真夏のワキガ対策!どう乗り切る?

 

ワキガの悩みを持つ方にとって、油断できない季節「夏」がやってまいりました。

 

夏に限ったことではありませんが、ワキガに「汗」のお悩みがプラスされると、臭い対策にもより一層力を入れなければなりませんよね。

 

そもそも「夏にワキガがひどくなる」というのは本当なのでしょうか?

 

夏場に臭いが強くなる本当の理由について、お話してみたいと思います。

 

 

 

 

夏のワキガが厄介なわけとは?

「ワキガは汗を多くかく夏が一番悪化する」というのは間違いです!

むしろ冬の方が夏に比べて、極端に汗をかく機会が減ってしまうので、老廃物の濃度が高まり、言うなればドロドロの汗。

当然、ワキガは悪化します。

 

夏のワキガが厄介なわけは別のところにあります。

 

 

 

①夏は雑菌が繁殖しやすい環境

 

真夏の猛暑の平均気温は30度〜35度前後。

 

これは雑菌が最も活発化する温度です。

 

食中毒がこの時期に多いのもうなずけますね。

 

 

アポクリン汗腺から放たれた汗に含まれる雑菌が、繁殖しやすい温度と湿度によって活発化し、強烈なワキガ臭を発生してしまうのです。

 

 

 


②夏は汗でワキガ臭が拡散されてしまう

 

 

夏場のワキガが厄介である、もう一つの原因は多量の「汗」。
雑菌が繁殖して、強烈な臭いを含む汗が、服に染み込むことで臭いを定着させてしまいます。

 

また、脇から流れる汗がワキガ臭を広範囲に運んでしまうので、「臭い」を身体全体に拡散させてしまうことになるのです。

 

 

 

 

真夏のワキガ対策!ウソ?ホント?

 

しっかりとした対策によって、真夏のワキガ臭の強さを抑えることは可能です。

 

しかし、その方法を間違えるとかえって臭いがひどくなってしまうこともあります。

 

 

Q)汗脇パットは使った方がよい。ウソ?ホント?

 

A)ウソです。

 

汗脇パットは洋服の汗ジミを防ぐことができるので、夏場は欠かせないという人が多いのですが、ワキガ臭防止にはなりません。むしろワキガの人には大きなデメリットになります。

 

普通の衣服よりも汗を吸収する汗脇パットに、臭いの原因となるアポクリン汗が密集し、凝縮され、強い臭いとなってしまいます。

 

さらに、汗脇パットは常在菌の温床となり、菌を繁殖させてしまいます。

 

その結果、臭いはもっと強烈なものに・・・

 

 

 

 

Q)通気性の良いノースリーブを選んだ方がよい。ウソ?ホント?

 

A)ウソです。

 

 

ノースリーブは風通しがよく、ワキガの人の強い味方!と思われがちですが、夏場はどうしても汗をかきますので、いくらノースリーブでも脇がカラッと乾いているということはありません。

 

ノースリーブは汗が吸着されることなく皮膚表面に留まり、雑菌が繁殖しやすい状況を作ってしまいます。

 

 

その上、脇が開くたびに臭いをダイレクトに拡散してしまいます。

「汗を吸い取る」&「臭いを拡散させない」という観点から考えるとノースリーブよりは半袖の服を選ぶ方が無難といえるのかもしれません。

 

 

 

 

 

Q)化学繊維より天然素材の服を選んだ方がよい。ウソ?ホント?

 

A)ホントです。

 

 

化学繊維とはポリエステル、アクリル、ポリウレタンなどのことです。

 

 

化学繊維は吸水力がないため、夏場沢山かいた汗がそのまま皮膚表面に残った状態となり、雑菌が繁殖しやすい環境をつくってしまいます。

 

 

ワキガの人は吸水力と吸着力のある天然素材、綿100%の服を選ぶ事が得策です。

 

 

しかし、化学繊維も研究が進められており「吸汗速乾機能」「消臭・防臭機能」を備えた、ワキガの人にはうってつけの商品も開発されています。

 

一度は試してみる価値ありですね!

 

 

 

<真夏のワキガ対策 キーワード>

 

●雑菌を繁殖させない工夫

 

●汗を吸い取る衣服&臭いを拡散させない衣服選び

 

 

 

 

 

 

 

真夏が来る前に「ワキガ治療」

 

真夏のワキガ対策をいくつかご紹介させていただきました。

 

どれも難しいことではありませんが、人一倍の苦労が伴いますよね。

 

夏までにワキガを根本から改善したい方は、医療機関での受診をおすすめします。

 

当院ではこれまでのワキガ治療のデメリットをなくした効果の高い「ペアドライ」という治療法を行っております。

 

 

メスを使った手術による治療に抵抗を持っている方、ぜひ一度ご相談ください。

 

 

患者様一人ひとりの症状に合った治療法をご提案いたします。

 

 

 

↓↓↓ 当院の「ペアドライ治療」について、詳しくはこちら ↓↓↓

 

 

 

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